2024年09月06日
ふれあいランドに行きました。教室では出来にくい準備運動をしてから、パラリンピックの公式種目であるボッチャをしました。 ボッチャをするのが初めての子が多かったので、ボッチャの球に慣れる事から始めました。最初は、大きなフラフープの中に球を入れます。フラフープを越えたり、フラフープに届かなかったりと、みんな力加減が難しそうでしたが、慣れてきたら入るようになってきました。
次は、小さなフラフープを、近距離、中距離、遠距離に置きました。「近い所からする!」等と言いながら、順番に挑戦する子、「遠い所したから、今度は近い所」というように、その時の気分や様子によって決める子、力加減を調整しながら、小さなフラフープに入れようと挑戦していました。最初は、なかなか入りませんでしたが、徐々に入るようになってきて、「やったー!」「3つ全部入った!」「ぼくボッチャのセンスあるかも!」等という声が聞かれるようになりました。 慣れてくると、今度はミニコーンを置き、ミニコーンに近づけるように投げる練習をしました。大分力加減がわかってきた子は、1回目からミニコーンの近くに投げることができ、「○○ちゃんすごい!」という感嘆の声が!(^^)!コーンに当てる子もいて、目標物を狙って投げたり転がしたりする事ができるようになってきました。
いよいよボッチャの試合です。2面に2チームずつ別れ、対戦しました。目標となる白いボールに球が近いほうが勝ちになります。赤チーム、青チームが交代で6球ずつ投げ終わると、結果が出ます。最後まで勝負がわからないのがボッチャの魅力。途中まで勝っていても、最後に相手チームのボールが当たり、自分のチームのボールがはじき飛ばされたり、相手チームのボールを白いボールに近づけたりと、1回だけで結果が変わる場合があります。 「わー!」「えー!」「〇〇さん、すごい!」「あれは勝てないわ」とあちらこちらから聞こえてきました。いい球を投げて、白い球に近づけた子とハイタッチをする姿が見られました。チームが負けたからといって、味方を責めるわけではなく、相手の技術を賞賛する姿も。それも、ボッチャのいいところだなと思いました。見ているだけで、ほっこりする場面がたくさん見られました。 チームのメンバーを変えながら試合をしてから、自由時間。自由時間にも、何人かは続けてボッチャを楽しんでいました。「ボッチャ、楽しかった!」「またしたい!」「ボッチャのセット、どこに売っているの?」と、ボッチャの魅力にはまる子続出です。これからもボッチャを楽しむ機会を作り、パラリンピックのボッチャの試合に興味関心をもって観ようとする子がいたらいいなと思います。