2021年07月02日
避難訓練の一環として、不審者対応訓練を行いました。 福島警察署・生活安全課の方をお招きし、実際に不審者の役をしていただいた後、防犯教室を開いていただきました。 小倉寺教室に不審者が来てしまった!という設定で避難することを子どもたちに伝えると、始まる前から真剣な面持ちに。 避難の仕方の復習も踏まえ、不安な気持ちになる子の姿も見られたため事前指導をしてから臨みました。 スタッフの問いかけに「静かに逃げる!」「先生の話を聞く!」など答えてくれました。他にも「不審者を見に行かない、押さない、落ち着いて」など自分や周りのお友達の身を守るために大切なことを確認しました。 いざ不審者が入ってくると、子どもたちもハッとした表情になり、スタッフの指示を聞いて静かに集まって一次避難、二次避難場所に移動することが出来ました。緊張が続く10分間でしたが、子どもたちなりに「不審者に見つからないように静かにしてたよ!」と気を付けていたことをほっとした様子でお話ししてくれました。
気持ちを切り替えて、防犯教室が始まりました。 まずは【知らない人に気を付けよう】というテーマのペープサートを見せていたが来ました。「見た目が普通でも危ない人っているんだね」という気づきがありました。また、「不審者ってこんな人」を教えていただきました。 警察官から聞くリアルな不審者像に少々驚いた様子の子どもたち。 「不審者スイッチがONになった瞬間を見逃さないでね!」というメッセージに深くうなづき、そういう人に会ったらすぐ逃げること、を覚えました。
最後に、【いかのおすし】の紙芝居を見せていただきました。 不審者に出会ったら、まずは逃げる、大人に知らせる、など大事なことを改めて学ぶことが出来る良い機会となりました。 今回の訓練を機に、身の守り方、危機管理について意識できるようになればいいなと思います。