2021年05月03日
本日の運動療育は、「準備運動」「お手玉投げ」「ボール運動(転がしドッチボール/ボール転がし」を行いました。準備運動では、手指の運動を中心に行い、グーチョキパーやキツネの形、親指と小指のみを立てるなどさまざまな手の形を真似ました。先生の指の形をよく観察して、「どことどこの指がくっついてる?」などを考えながら取り組む子どもたちでした。
お手玉投げは、床に置いた的にお手玉を投げ入れる運動を行いました。物体との距離感を適切に捉え、力加減などを調整する力を養うことを狙いとしています。お手玉がぽとりぽとりと的に落ちる感覚が意外にも面白く、とても熱心に取り組んでいました。すべてのお手玉を的に入れることができると達成感があり、とても嬉しそうな表情を浮かべていました。投げたお手玉は、自分で拾って次のお友達に渡します。社会性を身につける場にもなっています。
ボール運動は、集団でゲームを行う「転がしドッチボール」と個人で行う「ボール転がし」の選択制で行いました。転がしドッチボールが好きな子は迷わずドッチボールを選んでいました。新一年生や集団で行うゲームに抵抗感がある子は、ボール転がしを選び、無理なく運動を楽しむことができていました。利用されるお子さんの状況に応じて、このように選択制で行う場合もあります。